洗濯できないマークの衣類を自宅でケアする方法とは?水洗い不可の服のお手入れ方法も解説

洗濯できないマークの衣類を自宅でケアする方法とは?水洗い不可の服のお手入れ方法も解説

洗濯できないマークやドライクリーニングマークの衣類を自宅で洗いたいと考える人も多いでしょう。そんなときはまず洗濯表示の見方を確認しましょう。
洗濯NG素材の種類や水洗いしたときのリスクを理解することが大切です。そのうえで、ダメージの少ない方法で洗います。
今回は、洗濯できないマークの服を実際に洗ったときの手順も解説しますので、ホームケアの参考にしてみてください。

まずは服の洗濯マークを確認しよう!洗濯表示の意味と見方を解説

お気に入りの衣類を洗濯するときは、色落ちや縮みなどのダメージがないように仕上げたいですよね。その際には洗う前に洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示には複数の記号が記されていて、それぞれ洗濯や乾燥、アイロンがけなどの方法を示しています。まずは洗濯表示記号の見方や意味を知っておきましょう。

洗濯表示は5つの基本記号がベース。さらに付加記号と数字の意味も知っておこう

洗濯表示とは、洗い方や乾燥方法、アイロンのかけ方などを記号で示した衣類の取り扱い表示のこと。衣類の内側にタグが縫いつけられていたり、プリントされていたりするのが一般的です。

洗濯表示

出典:「衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?」(政府広報オンライン)

衣類にはさまざまな素材が使われていて、その素材にあった扱いをしなければ縮んだり色落ちしたりとダメージを受ける可能性があります。大切な衣類が傷まないように、洗濯表示でダメージを抑えた洗い方を示しています。

洗濯表示 洗濯表示

出典:「衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?」(政府広報オンライン)

洗濯表示には、「家庭での洗濯の仕方」「漂白の仕方」「乾燥の仕方」「アイロンのかけ方」「クリーニングの種類」の5つの基本記号と、「強さ」や「温度」「禁止」などを表す付加記号や数字が記されています。
これらの記号の組み合わせを読み取ることで、その衣類の適切な洗濯の方法が判断できます。

洗濯表示

出典:「衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?」(政府広報オンライン)

洗濯表示は国ごとで異なる記号が使われてきましたが、日本でも2016年には国際規格にあわせた新しい表示に変わっています。その後、国際規格が変更されたことによって2024年に洗濯表示の一部が変わり、現在では43種類の記号が存在しています。
上記の記号一覧の画像は2024年に改正された新しい洗濯表示記号です。

洗濯不可マーク・水洗い不可マークとは?

洗濯不可マーク・水洗い不可マークとは?

出典:「衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?」(政府広報オンライン)

洗濯不可マークや水洗い不可マークは、家庭での洗濯禁止を意味しているもの。洗い方を示す桶マークに×がつけられています。洗いたいと思った衣類が洗えるかを確認するときは、桶マークに×印がついているかどうかをチェックしましょう。

この洗濯不可マークがついた衣類は、基本的に自宅で洗濯機洗いだけでなく手洗いもできません。デリケートな素材を使っていたり特殊な加工をしていたりして、水洗いすることでダメージを受ける恐れがあるためです。特に高価な衣類は繊細な素材や装飾を施していることも多いため、長く使い続けるためにも洗濯表示に沿った手入れをすることが欠かせません。

ドライクリーニングマークは自宅で水洗い不可?洗濯機のドライコースとの違いも紹介

洗濯表示で家庭洗濯NGと記されている場合、ドライクリーニングなら可能となっていることがあります。
そもそもこのドライクリーニングとはどんな意味なのでしょうか。洗濯機にドライコースがある場合は、それで洗えると思うかもしれません。そこで、ドライクリーニングのマークの意味やドライコースとの違いについて解説していきます。

ドライクリーニングとは?マークがあっても家庭洗濯NGという意味ではない

ドライクリーニングとは?マークがあっても家庭洗濯NGという意味ではない

ドライクリーニングとは、油が原料の有機溶剤を使って衣類を洗う方法のこと。水を使わないためドライクリーニングといわれ、クリーニング店でできる洗濯方法です。水洗いすると型崩れしやすいカシミヤなどの素材は、ドライクリーニングすることでダメージを抑えることができます。また、デリケートな素材の風合いを損ないにくく、油汚れが落ちやすい点もメリットです。

洗濯表示にドライクリーニングマークがあると、自宅での水洗い不可だと思うかもしれません。しかし、ドライクリーニングマークが意味するのはあくまでもドライクリーニングができるということ。ドライクリーニングしかできないという意味ではありません。

ドライクリーニングマークのほかに、家庭洗濯マークなどもあわせて確認することで洗い方を判断できます。たとえばドライクリーニングマークと一緒に洗濯機で洗えるマークや手洗いマークが表示されているのなら、家庭で水洗いすることができます。
手洗い表示されているものはおしゃれ着用洗剤を使うとドライクリーニングマークがついた衣類もやさしく洗うことが可能です。ドライクリーニングマークは水洗いしたらダメという意味ではないことをぜひ覚えておきましょう。

ドライクリーニングマークの種類を知ろう。洗濯マークFやPの衣類は家で洗える?

ドライクリーニングマークの種類を知ろう。洗濯マークFやPの衣類は家で洗える?

出典:「衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?」(政府広報オンライン)

洗濯表示の○印はクリーニングの種類を意味しています。そして○の中にある「P」はすべての溶剤でのドライクリーニングができることを、「F」は石油系溶剤でドライクリーニングができることを表しています。この表示は基本的にクリーニング店の人が確認する部分なのであまり気にしなくてもかまいません。

また、「W」は水洗いであるウェットクリーニングを表しており、ドライクリーニングでは落ちにくい汗などの水溶性汚れを、ダメージを抑えながら洗濯できます。Wがついたマークがあると、家庭洗濯できないマークがついていてもクリーニング店で洗うことが可能です。 これらの記号に×がつくとそれぞれドライクリーニング禁止、ウェットクリーニング禁止という意味になります。

ドライクリーニング可能の表示「F」や「P」が記されていても、家庭で洗濯していいマークがついているなら家庭での水洗いが可能です。また、ドライクリーニングマークの下線は強さを表しているので、洗濯表示Fに下線があるものは水洗い不可という意味ではなく、石油系溶剤で弱いドライクリーニングができるということを表します。

洗濯機のドライコースはドライクリーニングと同じ?

洗濯機のドライコースはドライクリーニングと同じ?

家庭の洗濯機にはドライコースが搭載されているものもあります。お使いの洗濯機によっては、おしゃれ着洗いコース・ホームクリーニングコース・ソフトコース・手洗いコースなどと表示されています。

これらの洗濯コースは、水温を低くしたり、弱い水流で洗ったり、脱水回数を減らしたりして衣類へのダメージを抑えながら水洗いするモード。洗濯機で洗える表示や手洗い表示がある衣類に使える洗い方です。有機溶剤を使っていないため、ドライクリーニングとは異なります。ドライクリーニングとは全くの別物であると覚えておきましょう。

水洗い不可の衣類の洗濯はどうする?どうしても洗いたい場合は

桶に×印のついた洗濯禁止マークがついた服は、家庭での水洗い不可を表します。
しかし、そもそも洗濯は衣類にとってダメージを与える行為でもあります。水や洗剤・摩擦によって生地の繊維は少しずつ傷み、繰り返すほど風合いや機能性が損なわれていきます。そのため、水洗い不可の衣類に限らず、洗濯の頻度をできるだけ少なく抑えることが、衣類を長持ちさせる基本的な考え方です。
洗濯以外にも、衣類のコンディションを保つメンテナンス方法はあります。

  • 洋服ブラシで表面のほこりや塵を払い、繊維を整える
  • スチーマーで気になる臭いを軽減する
  • アイロンでシワを伸ばす

※実施する前に必ず製品の洗濯表示を確認してください。

こうしたケアを日常的に取り入れることで、衣類の清潔感や見た目を十分に保つことができます。
汗を大量にかいたり、泥汚れやシミが付いてしまったりした場合は洗濯が必要ですが、そうでなければ頻繁に洗濯をしなくても衣類を良い状態に維持できる場合がほとんどです。
どうしても自宅で洗いたい場合は、起こりうるリスクを理解しつつ、素材や加工をチェックしてから判断しましょう。

水洗い不可の衣類を家庭で洗うとどんなリスクがあるか知っておく

水洗い不可の衣類を家庭で洗うとどんなリスクがあるか知っておく

水洗い不可や洗濯禁止となっている衣類は、洗濯によってダメージを受けやすいものがほとんどです。デリケートな素材や加工の衣類だと、水洗いすることによってさまざまなトラブルが発生する可能性があります。どのようなリスクがあるのか具体的に紹介していきます。

【1】縮み
ウールやリネン、カシミヤ、レーヨンなどの素材は水に濡れることで繊維が絡み合ってフェルト状になり、元に戻らなくなって縮むことがあります。

【2】色落ち・色移り
本革やシルク、レーヨンなどの染色された素材は、水濡れによって色落ちすることがあります。水洗いで色が薄くなるほか、ほかの服に色移りする場合も。また、ポリエステルなどでも洗剤と反応して、色落ちする可能性があります。

【3】型崩れ
水洗いによって縫製部分がゆがんでしまい、衣類のデザインが損なわれることがあります。ダウンジャケットなら中のダウンが偏ったり固まったりすることで防寒性能が低下することも。そして、ジャケットやシャツの襟・袖など芯地が入った衣類はよれてしまって型崩れに繋がることも考えられます。

【4】毛羽立ち・シワ
リネンやキュプラ、レーヨンなどは毛羽立ちが起こったり、シワがついたりする場合があります。そしてこのシワは、アイロンを使ってもなかなかきれいに取れないことも。シルクはシワが目立って見た目が損なわれる可能性があります。

【5】装飾品の傷みや破損
ビーズやスパンコール、レースなど繊細なパーツを使って装飾されている衣類は、洗濯によってそれらのパーツが傷ついたり破損したりする恐れがあります。

【6】風合いの変化
撥水や防水などの特殊な加工が施されている衣類は、水洗いすることで白っぽく色合いが変化したり、質感が悪化したり、加工が剥がれてしまったりすることがあります。

どうしても洗いたい場合は素材や生地加工をチェック

どうしても洗いたい場合は素材や生地加工をチェック

洗濯できない服を水洗いした場合のリスクを理解したうえで、どうしても洗いたいという場合もあります。その際には、その服の素材の種類や生地の加工などで判断しましょう。

ウール・レーヨン・リネン・ポリエステルは比較的水洗いに対応しやすい素材といわれていますが、特にウールやレーヨンは縮みや色落ちが起きやすいため注意が必要です。ただし、あくまでも水洗いのため、多少のダメージが出てしまっても大丈夫と思える服のみにしておくのがおすすめです。
一方で、シルク・キュプラ・カシミヤ・本革・ちりめんなどは水洗いでダメージを受けやすく、洗濯できない素材です。

高価な衣類や大切な洋服はリスクを避けてクリーニング店に依頼しよう

高価な衣類や大切な洋服はリスクを避けてクリーニング店に依頼しよう

洗濯機NGマークのついた衣類のうち、特に高価なものや思い入れのある大切なものは、リスクを避けるためにクリーニング店に依頼するのがおすすめです。ダメージを最小限に抑えてしっかりきれいにすることができます。

ほかにも、シルクやカシミヤ、本革といった家庭で洗濯できない素材の服も、クリーニング店へ依頼する方が安心です。

水洗い不可マークの服をホームケアするには?洗剤選びと洗い方を紹介

水洗い不可マークの服をホームケアする場合、前提として前述したブラッシングやスチーマーなどの日常的なメンテナンスを取り入れることが重要です。
そのうえでどうしても洗濯したい場合は、縮みやシワ、型崩れなどのリスクを十分に理解したうえで、ダメージをできるだけ軽減できるように洗剤と洗い方に気を付けましょう。

どのように洗えばいいのか、ホームケアの手順もあわせて紹介します。

色落ちや縮みなどのリスクを理解したうえで水洗いする

色落ちや縮みなどのリスクを理解したうえで水洗いする

衣類についた洗濯マークは、洗ったときのダメージを抑えるために記されています。家庭洗濯NGのマークがついた服を家で洗うのであれば、縮みや色落ちなどのリスクを覚悟しておくことが大切です。デイリーユースの服や比較的安価な服など、ダメージを多少受けてしまっても気にならないものに限るようにしましょう。
また、ホームケアする場合は、できるだけダメージの少ない方法で行うことも大切です。洗剤や洗い方に気を付けることで、色落ちや型崩れなどをできる限り抑えることができます。

おしゃれ着用洗剤と呼ばれる中性洗剤を用意しよう

洗濯できないマークのついた衣類を自宅で洗う場合は、おしゃれ着用洗剤と呼ばれる中性洗剤を使いましょう。日ごろ洗濯機で洗うときに使う洗剤は洗浄力が高い分、衣類がダメージを受けやすいです。

一方、おしゃれ着用洗剤はやさしく洗っても汚れが落ちるようになっている種類です。中にはシワや型崩れ、色落ちを防ぐ効果が配合されたものもあるので、普通の洗剤を使うよりも仕上がりのダメージが少なくなります。

おしゃれ着用洗剤は手洗い表示の服を洗濯機のドライコースなどで洗いたいときに活用する洗剤で、洗濯できないマークのある服への使用は推奨されていません。ただし、どうしても自宅で洗いたい場合に使用するのであれば、おしゃれ着用洗剤を使っても必ずしもダメージを防げるわけではない点は理解しておきましょう。

洗濯機を使わずに手洗いしてダメージを抑える

洗濯機を使わずに手洗いしてダメージを抑える

洗濯不可マークの服をどうしても洗うなら、洗濯機ではなく手洗いで手入れするようにしましょう。洗濯機を使用すると、衣類同士が摩擦を起こしたり、引っ張られたりすることが多くなり、繊維が傷ついてしまう恐れがあります。縮みや型崩れ、色落ちなど見た目の変化だけでなく、破損して着られなくなる可能性も。

手洗いであればやさしく扱えるのでダメージを最小限に抑えることができます。また、手洗いだと水の温度や洗剤の量を微調整しやすいため、素材ごとにあわせた洗い方にできるメリットもあります。

洗濯できないマークの服を家で洗う方法を紹介

洗濯表示が水洗い不可の服を自分で洗う方法について紹介していきます。多少のダメージを受ける可能性もあるので、あくまでも自己責任で洗うようにしてください。

【手順1】色落ちしないか確認する 【手順1】色落ちしないか確認する

まずは洗剤を使って事前に色落ちチェックをしておきます。服の目立たないところに綿棒で少量のおしゃれ着用洗剤をつけ、綿棒を押さえつけて色移りしないか確認します。服を裏返した縫い代の部分がおすすめです。

【手順2】ぬるま湯と洗剤を使って押し洗いする 【手順2】ぬるま湯と洗剤を使って押し洗いする

洗面器に40℃以下のぬるま湯を溜め、おしゃれ着用の中性洗剤を規定量溶かします。水温を40℃以下にするのは、高温によって繊維が縮むのを防ぐためです。
畳んだ衣類をお湯に浸け、長時間浸けすぎず2〜3分を目安に、やさしく浮かせたり沈ませたりしながら押し洗いします。揉んだりこすったりしないように注意しましょう。

【手順3】しっかりすすぐ 【手順3】しっかりすすぐ

きれいな水を入れ直してすすぎます。同じようにやさしく押し洗いしながら洗剤残りがないようにすすぎましょう。すすぎを数回繰り返し、泡がなくなったら完了です。

【手順4】脱水する 【手順4】脱水する

バスタオルなどの大きいタオルに挟んで水分を取ります。厚手の衣類やサイズが大きい衣類は、洗濯機で軽く脱水しましょう。衣類を畳んで洗濯ネットに入れ、30秒ほど脱水モードに設定します。

【手順5】洗濯表示に沿って干す 【手順5】洗濯表示に沿って干す

洗濯表示には□マーク(乾燥マーク)の自然乾燥方法についても記されています。吊り干しや平干し、陰干しなどのマークが描かれているので、その表示にあわせて干しましょう。ニットなどデリケートな衣類は日陰の平らな場所で干すのが一般的。日光による色褪せやハンガーによる型崩れを防げます。

洗濯できないマークがついたこんな衣類はどうやって洗えばいい?

手洗いマークや洗濯機禁止マークがついた衣類には、マウンテンパーカーやスーツなどもあります。そのような特殊な衣類はどうやって洗えばいいのか紹介します。

手洗いマークの衣類は洗濯機でも洗える

手洗いマークの衣類は洗濯機でも洗える

桶に手のイラストが描かれたマークは手洗い表示です。押し洗いでやさしく洗う必要があることを表しています。これは洗濯していいマークなので水洗いが可能です。おしゃれ着用中性洗剤を使えば、洗濯機で洗うこともできます。その際には洗濯ネットに入れてドライコースや手洗いコースを選択しましょう。

マウンテンパーカーなど洗濯不可マークのついたポリエステルの服は?

マウンテンパーカーなど洗濯不可マークのついたポリエステルの服は?

ポリエステル素材のマウンテンパーカーなどのアウトドアウェアは、防水・撥水加工が施されていても、基本的には家庭で洗うことができる場合がほとんどです。
ただし、特殊な装飾や加工が施された製品の場合は洗濯表示が異なることもあるため、まずは必ず製品の洗濯表示を確認し、その内容に従って洗濯・乾燥を行うことが大切です。

日常のお手入れは前述のとおり、洗濯の回数を最小限に抑えることが服を長持ちさせるコツです。
洋服ブラシで表面の埃や塵を払うだけでも、十分なメンテナンスになります。
洗濯する際は、すべてのファスナーとポケットを完全に閉じ、フラップやストラップをしっかり留めてから洗濯機、もしくは手洗い桶へ。

洗剤は衣料用液体洗剤を少なめに使用し、粉末洗剤・漂白剤・柔軟剤・しみ抜き剤は避けてください。
40℃以下のぬるま湯で洗い、すすぎは通常の2倍を目安にしっかり行い、洗剤成分が生地に残らないようにするのがポイントです。
脱水は短時間で軽く済ませ、洗濯後は日陰の吊り干しでしっかり乾かしましょう。

撥水性が落ちてきたと感じたら、以下のような方法が有効です。

  • 洗濯後に乾燥機の中温設定でさらに20分ほど熱処理する
  • スチームなしで低温のあて布をしてアイロンをかける
  • 市販の防水スプレーを使用する

※実施する前に必ず製品の洗濯表示を確認してください。

なお、洗濯表示を確認せずに誤って水洗いしてしまった場合は、乾燥方法に注意が必要です。
ポリエステル素材は高温に弱いため、乾燥機を使用すると縮みや型崩れが起きる恐れがあります。タオルで軽く水分を吸収させてから、自然乾燥で乾かすようにしましょう。

水洗い不可マークのついたスーツは洗濯できる?

水洗い不可マークのついたスーツは洗濯できる?

スーツの場合、長年愛用しているものだと洗濯表示が旧タイプの可能性もあります。桶に×がついた洗濯不可マークは新旧どちらも同じようなデザインですが、意味合いが少し異なります。
旧表示ではクリーニング店を推奨するという意味合いがあり、新表示は水洗いするとダメージを受ける可能性があるという意味合いです。そのため、旧表示の水洗い不可マークがついたスーツなら、素材によっては自宅で手洗いや洗濯機のドライコースで洗える場合があります。

ウールやリネンなどは家庭洗濯できますが、シルクやレーヨン、キュプラなどの素材を使ったスーツはデリケートなので自宅で洗うことはできません。また、新表示の洗濯できないマークの場合は、自宅で洗うと型崩れなどの恐れもあるため、クリーニング店を利用するのが安心です。

洗濯できないマークの意味を理解して服が傷まないように手入れしよう

今回は、洗濯できないマークがついた衣類のお手入れ方法について紹介しました。
まず大前提として、洗濯できないマークがついた衣類はデリケートなものがほとんど。洋服ブラシやスチーマーを日常のケアに取り入れ、洗濯の回数自体を減らすことが、衣類を長持ちさせるうえでの基本的な考え方です。
そのうえで、洗濯が必要な場合はまず洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示にはさまざまな種類がありますが、見方を理解すれば難しくありません。

洗濯できないマークがある場合は家庭での水洗い不可を意味しているため、クリーニング店の利用が推奨されます。
どうしても自宅で洗いたい場合は、素材や生地の加工をよく確認してください。
シルクやキュプラなどのデリケートな素材でなければ、ダメージの少ない方法で水洗いできる場合もあります。

お気に入りの服を長く着続けるために、日々の丁寧なケアと正しい洗濯表示の知識を活かしていきましょう。

公開日:2026年05月13日

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Hana

Hana

建築・インテリアの大学を卒業後、大手家具メーカーに勤務。現在はインテリア・ライフスタイルの専門ライターとして活動中です。10年以上にわたりさまざまな植物の栽培を楽しんでおり、その経験を活かした園芸テーマの執筆も行っています。