【初⼼者向け】保障付きカードローンとは？マンガで解説、1分でわかるお⾦の話 第3巻「2つローンがあるなら、どっちから返すべき？」

うーん…今借りているローンが2つあるのですが、やりくりが厳しいのでどちらかを完済してどちらか1つにしたいなと悩んでいます…。どちらから返すべきでしょうか。1つは「保障付きローン」、もう1つは「保障なしローン」。

あら、まだ返済順に悩んでいたんですか？“とりあえず金額の小さいほうから”って執事さんのノートには書いてありますけど……

返しやすい方から返す！それが合理的ってものでしょう？

それ、まったく合理的じゃないわ。“保障付き”ローンと“保障なし”ローンがあるなら――

えっ!? 金額的に少ないほうからとりあえず完済！ではないんですか……!?

返すなら保障なしから。借りるなら保障付きから。これが、ローンに“備え”が付いている者の、賢い選択。

保障付きローンには、“就業不能”などに備えた保険が、追加の費用負担なしで付いています。つまり、借りて持っておくだけで価値があるローンなんです。

た、たしかに……働けなくなっても、保険で返済を肩代わりしてもらえる可能性が……！

そのとおり。だからこそ、保障なしローンから先に返して、“保障付き”ローンを約定返済期間の最後まで持っておくのが合理的。

もちろん、すべてのローンを一括で返すなら別ですが、“少しずつ計画的に返す”なら、この考え方は非常に有効です。とは言っても、執事さんには執事さんのお考えがあるでしょうから、最終的には個人のご意向次第です。

※ 返済期間中は利息のご負担がある点はご留意ください。総返済額もふまえた返済計画が重要です。

なんと……返済にも「順番の戦略」があるんですね……！参考にします！

保障は、何かあったときの“最後の砦”。そんな砦を先に手放すなんて、もったいないにもほどがあるわ。